双極性障害 第2版―病態の理解から治療戦略まで

双極性障害（躁うつ病の分子病理と治療戦略）を穴のあくほど読んだ私である。今回第2版ということでなおパワーアップしている。初版２０１ページから３３３ページとなりあの紫色からカバーもついた。内容もより広くカバーされている。約1２年の研究の進歩が記述されている。参考文献も多数。私の主治医も推薦してくれている。初版より丁寧に解説されていると思う。初心者にもお勧めできる。他の本を参考にしなくても患者レベルでもこの本のみで読みこなせる。双極性障害について加藤忠文先生には健康に気をつけて研究していただきたい。私はとくに第5章治療戦略K.新薬、サプリメント、あるいは食事療法が興味をもった。とくにサプリメント。躁うつ病とつきあうこころだって、からだですなどなども患者さんにはおすすめです。