にっぽんスズメ楽園

2冊目です。素人には撮れない、おもろいポーズ満載はいつもどおり。愛知県での撮影だそうです。スズメの基礎知識、一年の過ごし方、インタビュー等も載っています。色の薄い丸っこい嘴の黄色い幼鳥はほんとうに可愛いです。親がそばに来るととりあえず口を開けてごはんをねだったり。今回は識別できる個体の紹介がありました。スズメは雌雄差がほとんどないので、マユが白い、一生傷がある等はわかるんですが。顔が童顔のまる子ちゃん。確かにこの顔はそうだ！毎日観察しているとここまでわかるのが流石です。スズメの四季で、換毛がいつなのかもわかりました。驚いたのは、カラスでも温和なハシボソは必ずしもスズメを襲わない、スズメも少子化らしいという情報です。キジバトさん登場もうれしいです。うちの庭に来ていた、識別できる障碍のあるスズメはいなくなりました。天敵モズが来たので他へ移ったのだと思いたいですが…モズも生きていかなければなりません。最終ページのあしたもここでまた会えるかな？がちょっぴり切ないです。